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最終更新日:2021-10-27

運送会社での面接のポイントとコツについて解説

トラQ編集部
運送会社での面接のポイントとコツについて解説
運送会社のトラック運転手になるには、他の業種と同じように採用面接を避けて通ることはできません。

トラックを運転する仕事だから、運転するのに必要な運転免許さえ有れば大丈夫、ということもありません。

トラックの免許や資格以外にも、志望動機や自己PR、人間性、コミュニケーション力などを実際に会って確認し、総合的に自社で活躍してくれる人材かどうかを判断する必要があります。

反対に転職希望者にとっては、自分をアピールする絶好の機会でもあり、面接を上手に活かすことが大切です。


【目次】
1.トラック運転手の採用面接への準備
 1-1.会社の場所の下調べ
 1-2.持参物の準備
 1-3.トラック運転手の面接でよく聞かれることへの準備
 1-4.面接時に会社に質問したいことをまとめておく
2.採用面接当日の流れ
 2-1.面接時間に遅刻しそうな時の対処法
 2-2.受付を済ます
 2-3.面接室への入室のしかた
 2-4.受け答えは相手の目を見て笑顔でしよう
 2-5.一方的に話すのではなく会話のキャッチボールをしよう
 2-6.面接室の退室のしかた
3.よくある質問への回答例
 3-1.自己紹介をお願いします。
 3-2.職務経歴を教えてください。
 3-3.前職の退職理由を教えてください
 3-4.当社を志望した理由を教えてください


トラック運転手の採用面接への準備

トラック運転手の採用面接への準備

会社の場所の下調べ


当日になって道に迷って面接に遅れたとならないように、事前に面接の行われる場所はしっかりと確認しておきましょう。

また、自宅からの所要時間なども測っておき、当日の時間帯から渋滞等の予測をして自宅を出る時間を決めます。

できれば、面接開始の15分前には面接会場のそばで待機するくらいの余裕があると安心です。

トラック運転手の仕事は、時間通りに荷物を届ける必要があるものなので、万が一遅刻をしてしまうと、時間管理能力がないとみなされかねません。

持参物の準備


採用面接の前に募集企業から持参物についての案内があると思いますが、仮に案内がなくとも、これから紹介する内容を参考に準備をしてください。

【履歴書・職務経歴書】
この二つは必須です。もし事前に郵送等で提出してある場合は、コピーを取っておいて持参するようにしましょう。
 
面接は履歴書や職務経歴書にもとづいて進められていくことが多いので、待ち時間等に自分の書いた履歴書や職務経歴書を読み直して、想定される質問に対する応答をシミュレーションしましょう。


【関連ページ】 トラック運転手の履歴書の書き方
【関連ページ】 トラック運転手の職務経歴書の書き方

【運転免許証】
本人確認のために提示を求められる可能性もあるうえ、トラックを運転するうえで必要な運転免許を保有しているかの確認にもなります。

最終的には運転経歴証明書などで確認は入ると思いますが、面接の段階ではひとまず運転免許証は持参しておきましょう。

【印鑑】
特に指定されていなくても持参しておいた方が良いでしょう。何かの書類に捺印を求められることもあり得ます。

【求人内容が分かるコピーなど】
求人内容をしっかりと把握していないと、「本当にうちで働きたいのかな」と思われてしまいかねません。

待ち時間等を利用して、事前に確認してから面接に臨むと良いと思います。

【手帳・筆記用具】
控えなければならない次のスケジュールなどがあるかもしれません。また、必要に応じてメモを取る姿は、相手に安心感や誠実さを伝える効果もあります。

トラック運転手の面接でよく聞かれることへの準備


トラック運転手の採用面接でも履歴書と職務経歴書に関する質問が多いのですが、これは転職希望者それぞれで内容が違うので、自己分析等をしてあらゆる質問を想定して、回答を事前に用意しておきましょう。

それ以外になると、質問される内容はおおむね限られてくるようです。

・自己紹介をしてください
・免許を取得したのはいつ頃で、普段はどのくらいの距離を運転していますか?
・今まで違反や事故を起こしてしまったことはありますか?
・うちの会社で運転するのはこの車種ですが、運転は可能ですか?
・なにか特殊な免許は持っていますか?また、取得予定はありますか?

 
これらがよく聞かれる内容です。これ以外にも聞かれそうな質問を想定し、事前に回答を用意しておきましょう。
 
回答例を最後に用意してあるので、そちらも参考にしてください。

面接時に会社に質問したいことをまとめておく


面接ではほぼ必ずといっていいほど「なにか質問はありませんか?」と聞かれます。

それに対して「特にありません。」では積極性が足りません。だからといって、会社のホームページを見れば分かるようなことを質問していては、これもまた印象が良くありません。

なので、事前に質問する内容を考えておいた方が、いざとなった時に慌てなくて済みます。

・給与体系や勤務体系で不明点はないか
・募集職種は何人くらいの社員がいるのか
・ゆくゆくは○○がしたいが可能か
・どのような取り組み方をしている人が成果をあげているか

  
用意していた質問が面接の中で答えが見えたりして消えて行くこともありますので、複数個用意しておくことが大事です。

【関連ページ】 面接の際にトラック会社への逆質問について

採用面接当日の流れ

採用面接当日の流れ

面接時間に遅刻しそうな時の対処法


面接時間に遅れるのは厳禁ですが、事故による電車遅延や渋滞に巻き込まれるなどのトラブルに遭う可能性もあります。もしそのようなトラブルに巻き込まれて遅刻しそうな時の対処法です。

遅刻しそうというこの状況を、逆にトラブル時の対応能力の試験だと思って乗り切りましょう。

まず、遅刻しそうと判断したら、できるだけ早く担当者宛に連絡を入れましょう。伝えることは下記のとおりです。

・遅刻することに対するお詫び
・遅刻の理由
・到着予定時刻


例をあげてみます。

「お世話になっております。本日13時15分から面接予定の〇〇と申しますが、採用ご担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか?」

△△様が電話に出られた際は、

「お世話になっております。本日13時15分に面接のお約束をいただいております〇〇です。

事故渋滞に巻き込まれておりまして、お約束の時間に間に合いそうにありません。大変申し訳ありません。13時45分頃には到着できそうですが、面接はしていただけますでしょうか?」


時間変更をしてもらって面接できた時は、面接の冒頭で遅刻のお詫びと時間調整をして面接をして頂いたことに、お礼を述べるようにしましょう。

受付を済ます


受付に人がいる場合と、人がいなくてインターホンや内線電話が置いてある場合のいずれも、「自分の氏名」「面接を受けにきたこと」「担当者名」「約束の時間」を簡潔に伝えます。

例をあげてみます。

「中途採用の面接で参りました〇〇と申します。△△様と13時15分にお約束をさせていただいております。お取り次ぎ頂けますでしょうか。」


という感じで良いと思います。待合室に通された場合は、スマホをいじったりせず、呼ばれるまで姿勢を正して待ちましょう。

面接室への入室のしかた


入室の仕方から椅子に座るまで、面接官にはしっかりと見られています。一度はシミュレーションしておきましょう。

1.名前を呼ばれたら、面接室のドアをゆっくり3回ノックします。中から「どうぞ」と返答があってからドアを開けて「失礼いたします」と元気よく声を出して入室します。

2.面接室のドアは静かに開けて静かなら閉めます。閉める時はドアの方を振り返って閉めてください。後ろ手で閉めるのはよくありません。

3.椅子の横まで来たら、立ったままで「本日はお忙しいなかお時間をいただき誠にありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願い致します。」と挨拶をして一礼しましょう。

4.面接官から「どうぞお座りください」と声をかけられてから着席します。そして、面接の始まりです。


受け答えは相手の目を見て笑顔でしよう


面接が始まると緊張のあまり顔はこわばり、言葉は噛む、視線が定まらないなど、非常事態に陥る人も少なくありません。

面接官は転職希望者が緊張していることは十分に承知のうえなので、あまり気にしないようにしましょう。

それによって、いつの間にか平常心に戻っていると思います。

できるだけ相手の目を見て笑顔で話す練習をしておくのも良いかもしれません。

一方的に話すのではなく会話のキャッチボールをしよう


自分の思いを伝えようと必死になって、気がついたら一人で一方的に話していたとならないように注意しましょう。

トラック運転手は取引先だけでなく、社内でもコミュニケーションが取れないと勤まりません。緊張していても会話のキャッチボールはできます。

相手が話し終える前に、被せるように話し始めたりせず、相手の話も最後まで聞いてから話し始めるなど、コミュニケーション能力があることもしっかりとアピールしましょう。

面接室の退室のしかた


面接官とのやりとりが終わって、面接室を出るところも気を抜かないようにしましょう。

緊張から解放されて気が緩みそうになりますが、会社を出るまでは見られているものと思いましょう。

⦁ 面接官より「面接は以上です」と面接の終了が告げられたら、椅子に座ったまま「本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。」とお礼を述べ、一礼します。

⦁ 立ち上がり椅子の横で再度一礼をします。

⦁ 面接室の出口ドアの前まで来たら、面接官の方を向き直し「失礼します。」と言いさらに一礼をして退室します。

⦁ 退室後はまっすぐ建物の出口を目指します。スマートホンの電源を入れたりするのは会社を出てからにしましょう。

よくある質問への回答例

よくある質問への回答例

自己紹介をお願いします。


ほぼ聞かれると思っていい質問です。最初に氏名を名乗り、募集企業で活かせそうな職務経験を織り交ぜて、30秒〜1分程度で簡潔に答えましょう。

自己PRや志望動機についてはまた後で聞かれることになりますから、自己紹介ではそこまで長々と突っ込んだ話はしなくて良いと思います。

例をあげてみます。
 
「日本太郎と申します。前職では〇〇引越センターで法人の引越業務を担当しておりました。具体的には〇t車の運転手と引越現場の指揮、取引先との打合せ等を担当しておりました。当初はいずれの業務も失敗を重ねましたが、1年後には社内で〇〇賞を受賞できました。この経験によりセールスの仕事に強い意欲を持つようになり、業界をリードする御社のセールスドライバー職に応募させていただきました。本日はよろしくお願いいたします。」


【関連ページ】 トラック運転手を志望する人の自己分析のやり方を解説

職務経歴を教えてください。


面接官は、応募者がこれまで携わってきた業務が、自社でも活かせるのかを見極めようとしています。

提出してある職務経歴書に全ての職歴が書かれてあるので、ここでは募集企業で活かせる職歴をピックアップして簡潔に述べましょう。

例をあげてみます。

私は前職の〇〇引越センターの△△営業所では運転手助手と現場作業を担当しており、顧客満足度アンケートで〇〇賞を受賞、社内〇〇ランキングで2年連続入賞という実績をあげました。

5年目になる時に、より規模の大きい仕事を担当したいと会社に申し出て、法人の引越中心の××営業所へ異動しました。ここでは、〇tトラックの運転手と現場指揮、法人の担当者との打合せ業務を担当することとなりました。

自ら申し出たとはいえ、当初は失敗を重ねていました。そこで、先輩の運転技術を学んだり、会社と掛け合ってロープレ勉強会を開催したりすることによって克服し、失敗することは無くなりました。

このような実績が認められ、若手社員に対する〇〇研修の講師も担当させて頂くこととなり、とくに〇〇の適性には高い評価を得ています。

前職で得た私の強みは、スキル不足を克服するために、具体的な対策を講じ、それをやり抜いたという成功体験と、それによって得られた〇〇のスキルです。


前職の退職理由を教えてください


面接官は退職理由から応募者の組織適応力であったり、ストレス耐性などに問題が無いかだったりなどを探ろうとしています。

仮に、「社内での人間関係が上手くいかなかったから」というのであれば、自社でも同様の問題が発生するのではないかと懸念してしまいます。

ネガティブな理由が根底にあったとしても、それを機に「〇〇を実現したい」からといったポジティブな面を転職理由として伝えましょう。

例をあげてみます。
 
「前職の〇〇引越センターでは〇tトラックの運転手と現場指揮、法人の担当者との打合せが担当業務でした。いずれの業務も充実してやりがいのあるものでしたが、特に法人の担当者との打合せにやり甲斐を感じておりました。

法人の担当者より新規案件のご紹介を頂くことができた時は大きな達成感を得られましたし、それが更なるモチベーションへと繋がって行きました。

そのうち売上額や新規取引の件数など会社への貢献度を数字で把握できるセールス職へ強い意欲を持つようになり、営業職への職種転換を会社に相談したところ、職種転換には〇〇年の勤務実績が必要とのことでした。

セールス職としての適性は会社から評価して頂いており、私自身も強い意欲を持っております。この部分を活かしながら成長するには転職がベストであると判断をし、前職を退職いたしました。」


当社を志望した理由を教えてください


自己PRや職務経歴と上手く絡めて話しましょう。これまでの経験や自分の強みをどのように活かしたいのか、なぜその企業じゃなければいけないのかまとめましょう。

例をあげてみます。

「すでにお伝えしましたとおり、私はセールス職に強い意欲があり、その適性も活かしながら成長していくには、転職がベストであると判断いたしました。転職先としては以下の点を重視いたしました。

一つ目は、前職で10年間無事故無違反を継続した運転技術を活かせる職場であることです。

二つ目は、前職で自己の弱点を補うために会社に提案し、ロープレ勉強会を企画しましたが、そのような社員からの提案に耳を傾けてくれる職場であることです。

三つ目は、最もやりがいを感じているセールス職をするうえで、ハイレベルなノウハウや人材の中であればより成長できることから、業界の中でも高い実績をあげている企業であることです。

以上3点の全てを満たすのが御社でありました。もちろん、その中で私自身がどう取り組むかが最も重要ではありますが、御社であれば頑張ったことが成果として見えやすい評価制度があることも決め手の一つとなりました。

以上の理由から御社を志望させていただきました。」


【関連ページ】 運送会社での面接のポイントとコツについて解説
この記事の執筆・監修
トラQ編集部 佐藤 哲津斗

運営会社、株式会社しごとウェブの代表。運送業界に貢献できるようにトラQを運営しています。
トラQを使っていただいている皆様の仕事探しのお役に立つことができれば幸いです。

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