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最終更新日:2021-10-26

トラック運転手への転職活動を失敗しない進め方

トラQ編集部
トラック運転手への転職活動を失敗しない進め方
トラック運転手への転職を検討している…。でも今まで配送業に携わったことがないので、普通に転職活動をしても良いんだろうか…?失敗してしまわないかと、行動に移す前に悩んでしまってはいませんか?

「トラック運転手なんて、運転できればすぐ就職できるでしょ!」と思っている方も中には居らっしゃるかもしれませんが、トラック運転手にも適正があるので「誰でも即採用!」というわけにはいきません。

それではトラック運転手への転職活動は、具体的にどのように行っていくと良いのでしょうか?

それでは詳しく見ていきましょう。


転職活動の流れ

転職活動の流れ
どの職種においても基本的な転職活動の流れ自体は変わりません。まずはその流れを改めて見ていきましょう。

「転職活動をしよう」と思い立ったときには、まず自己分析と、これまでのキャリアの見直しを行いましょう。

どの企業、どの職種でも、面接するにあたって大事なのは「自分自身の魅力をどんな言葉で面接官に伝えるか」ということです。

次に、「転職の目的」について振り返りましょう。たくさんの職業がある中で、なぜあなたは「トラック運転手」を選んだのでしょうか?

転職の目的を明確にしなければ、面接で問われても、うまく答えられないでしょう。

前からトラック運転手がやりたくて、今がそのタイミングだと思った、配送業に興味が出た…など、理由は人によってさまざまだと思います。

その漠然とした転職理由を、転職目的へと繋げることが大切です。

自己分析や転職目的など頭の整理をしつつも、スムーズに転職できるよう行動を起こさなければなりません。

基本的に転職活動は3ヶ月を目処に計画を立てるようにしましょう。「転職先見つかったから辞める!」などと言って、会社を辞めるなんてことはできません。

転職を視野に入れ始めたら、上司に退職の意思を伝えて、退職の1ヵ月前までに退職届を提出しましょう。業務の引継ぎは平均2週間程度かかります。

転職活動における面接も、1社だけを受けて1回で決まることはほとんどないだろうと予想して動くようにしましょう。

転職活動では、採用に至るまで1回~3回の面接があります。

退職届を出してから転職活動をするのでは遅すぎる場合も多いです。退職後は資金も限られてくるでしょうから、転職活動は「退職をしたい日の3ヶ月前から」始めることをおすすめします。

【関連ページ】 トラック運転手への転職で年齢は不利になるか

トラック会社を比較する

トラック会社を比較する
ここまで基本的な転職までの流れについてお話してきましたが、ここからはトラック会社の比較の方法についてお話します。

「トラック運転手」と一括りにしてしまっていますが、トラックには大まかに分けても「小型トラック」「中型トラック」「大型トラック」の3種類が存在します。

それぞれ取得すべき免許も違い、運ぶ荷物も異なるのです。

企業側が出している求人広告も「何を運ぶドライバーを募集しているのか」「初心者は歓迎しているのか」「給料はいくらもらえるのか」など、条件は様々です。
手あたり次第にトラック会社の面接を受けるのではなく、自分の希望する労働形態にしっかりと当てはまるのか、いろいろな会社を比較することが大切です。

求人広告の情報だけでなくそのトラック会社のホームページを閲覧し、どのような会社なのか、どのようなところと取引をしているのかという情報を得ておくことも、転職活動においては必要でしょう。

【関連ページ】 トラック会社の選び方「良い会社」と「悪い会社」

トラック運転手になるために有利な条件

トラック運転手になるために有利な条件
トラック運転手に転職する際、有利な条件はあるのでしょうか?採用率が高まる条件としては、以下の2点があげられます。

・配送に関わるドライバー経験がある
・中型免許を持っている


1つ目の「配送に関わるドライバー経験がある」というのは、つまり「経験者優遇」ということですね。

ただ、トラックではない車であっても、時間厳守でセールスドライバーとして外回りをしていたという経験がある方は、転職活動に有利です。

トラック運転手は原則時間厳守なので、それを心得ている方であれば、安心して仕事を任せられるというわけです。

2つ目の「中型免許を持っている」という点についてお話します。

トラック運転手の求人に「中型免許必須」「中型免許所持者優遇」と記されていることが多いと思いませんか?この表記の意味するところは、「即戦力を求めています」ということです。

お金と時間に余裕があるのなら、転職活動前に中型免許を取得しておくと有利になるでしょう。

中型トラックは汎用性の高いトラックであり、ときには大型トラックに積むような大きな荷物を積んで運ぶこともあります。

反対に、小型トラックに積むような軽い荷物を積む場合ももちろんあります。

つまり、中型トラックは活躍の場が多いため中型トラックを運転できる「中型免許所持者」は即戦力となります。

そんな方が入ってきてくれるのは、現場の人たちにとってもありがたいことなのです。

ただ、普通免許を持っていれば2トントラックを運転することはできますよね。

普通免許のみの状態で入社し、初心者歓迎の求人を出しているトラック会社で「免許補助制度」を設けている会社であれば、就職後に免許を取得することも可能です。

転職したいと考えているトラック会社に免許補助があるのかという点についても、前もって調べておきましょう。

【関連ページ】 中型トラックドライバーの仕事内容ときついところ・楽しいところは?

転職活動もリサーチは大切

転職活動もリサーチは大切
ここまでトラック運転手へと転職する際の流れについてお話してきました。最後に今回のお話のポイントをまとめましょう。

・転職活動は退職の3ヶ月前から始めておくこと
・転職活動前に自己分析やキャリアの見直し、なぜトラック運転手になりたいのかという転職の目的をしっかり考えておく
・トラック会社を手当たり次第に受けるのではなく、しっかりトラック会社を比較し自分の理想に近いかリサーチする
・お金と時間に余裕があれば中型免許を取る


トラック会社への転職活動も、一般的な転職活動の流れと同じです。

ただし、トラック運転手は業務の幅が広いので求人の内容をしっかりと読んだ上で、転職したいと考えているトラック会社のリサーチは徹底的に行うようにしましょう。

【関連ページ】 面接の際にトラック会社への逆質問について
この記事の執筆・監修
トラQ編集部 佐藤 哲津斗

運営会社、株式会社しごとウェブの代表。運送業界に貢献できるようにトラQを運営しています。
トラQを使っていただいている皆様の仕事探しのお役に立つことができれば幸いです。

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