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最終更新日:2021-11-05

4tトラックドライバーの年収と仕事内容や配送の移動距離

トラQ編集部
4tトラックドライバーの年収と仕事内容や配送の移動距離
4tトラックはトラックの中でもよく使われる大きさで、生活の中で見かけることも多いトラックです。

そんな4tトラックのドライバーを目指す場合は仕事内容や年収をしっかりと把握しておくと、自分に合った会社や環境選びがスムーズになります。

4tトラックのドライバーに関する情報は大きく分けると以下の3つでまとめられます。

・4tトラックのドライバーの仕事内容は業務の種類や移動距離まで幅広くある
・4tトラックのドライバーの平均年収は400万円から450万円が基準
・4tトラックのドライバーは需要が高く選択肢も多い


この3つを含めて4tトラックのドライバーとして働く前後で役立つ情報を紹介していきます。



【目次】
1.4tトラックの基本情報
 1-1.4tトラックの基準
 1-2.4tトラックが運転できる免許
2.4tトラックのドライバーの仕事と年収の関係
 2-1.4tトラックのドライバーの仕事内容
 2-2.4tトラックのドライバーの移動距離
 2-3.4tトラックのドライバーの勤務時間帯
 2-4.4tトラックのドライバーの平均年収
 2-5.給料アップを望めるもう一つのポイント
3.4tトラックのドライバーを目指すメリット
 3-1.トラック業界の全体的な傾向
 3-2.仕事内容や条件をある程度選べる
 3-3.大型免許へのスキルアップも狙いやすい
 3-4.仕事がなくなる心配がほとんどない
4.4tトラックのドライバーの様々な条件で働く際の注意点
 4-1.ルート配送をする人の注意点
 4-2.長距離の配送を選ぶ人の注意点
 4-3.積み込み・積み降ろしが手作業になる人の注意点
 4-4.夜間勤務をする人の注意点
5.4tトラックのドライバーの配送の仕事内容 まとめ



4tトラックの基本情報


4tトラックという名称はトラック業界で使われているものですが、テレビや仕事の関連から何となく耳にしたことがある人もいると思います。

ただ、実際の意味を見ていくと、勘違いしやすい部分もあるので、まずは4tトラックの基本情報をしっかり見ていきましょう。

4tトラックの基準


4tトラックは荷物が積める量である最大積載量が4tであるトラックのことを指しています。

また、より広い意味で使われる時は中型トラックと同じ大きさとして扱われることもあります。

中型トラックは現在の道路交通法の基準で見ると、最大積載量は6.5t未満となっているので、4tではないのですが、過去の基準の名残もあって、中型トラックの意味で使われることがあるのです。

中型免許であれば、どちらの意味でも運転できますが、会社の募集や仕事内容にも関わるので、呼び方の違いがあることは頭に入れておきましょう。

4tトラックが運転できる免許


最大積載量が4tのトラックとして4tトラックを考えた時、運転できる免許は以下のものになります。

・準中型免許……車両総重量7.5トン未満かつ最大積載量4.5トン未満の車両が運転可能

・中型免許……車両総重量11.0トン未満かつ最大積載量6.5トン未満の車両が運転可能

・中型(8t)限定免許(2007年6月1日以前の普通免許)……車両総重量8トン未満かつ最大積載量5トン未満の車両が運転可能


準中型免許は年齢が18歳以上、中型免許は年齢が20歳以上かつ普通免許の取得から2年以上の者という取得の条件が付いています。

中型(8t)限定免許は以前の普通免許の基準になるので、現在取得するものではありません。

免許の更新時期から考えて対象となる普通免許は全て更新されている状態なので、免許の条件に「中型車は中型(8t)に限る」と書かれています。

準中型免許では中型トラックの意味での4tトラックは運転できないので、会社の募集要項等で実際に使用するトラックの大きさは、よく確認しておきましょう。

4tトラックのドライバーの仕事と年収の関係

4tトラックのドライバーの仕事と年収の関係
4tトラックはトラックの中でも一番使われている規格で、移動距離や勤務時間も仕事によってまちまちになっています。

そのため、4tトラックのドライバーは仕事内容や条件によって年収も大きく変わってきます。

ここではそんな仕事と年収の関係を見ていきましょう。

4tトラックのドライバーの仕事内容


4tトラックは様々な形状が作られており、その形状によって仕事内容は変わってきます。

・平ボディ(荷台が平たい)……工事・建築現場に必要になる長めの木材や鉄材、回収業者で大きめの家具・家電を積む際に使われる

・バンボディ(荷台が箱型)……店舗や工場へのルート配送・宅配・引っ越しなど多くの仕事で大小様々な大きさの商品や部品の配送に使われる

・冷凍冷蔵車……(冷凍冷蔵機能付きのバン)……スーパーやコンビニへの食品配送、その他冷たい状態で保存しなければならない製品の配送に使われる

・ウィングボディ(荷台の両側が開くバン)……積み込み・積み降ろし作業がしやすい形状で配送や引っ越しの中でも大きめの荷物を扱い、野外イベントで機材を積んでそのまま野外ステージとして使われる

・ダンプ……工事現場や庭の整備に必要な砂利や石、砂などを配送する際に使われる

・ミキサー……工事現場に必要なコンクリートの運搬に使われる

・クレーン……引っ越しで大きめの家具・家電やピアノなどの重量のある物を乗せやすくした形状

・タンクローリー……石油やガスといった燃料や牛乳などの液状の運搬に使われる


一般的によく使われるのは平ボディやバンボディ系統で、それをよく使う製品のルート配送、宅配、引っ越しといった仕事はドライバー募集の中でも多くなっています。

ミキサー・クレーン・タンクローリーといった特殊な形状は中型免許以外に、別の部分で免許が必要になりますが、その分給料面のアップは期待できます。

そして、これらの仕事における荷物の積み込み・積み降ろし作業ですが、扱う荷物の大きさによって手作業かフォークリフトのどちらか変わります。

引っ越しで運ぶダンボールやスーパー・コンビニへの食品配送は、手で持てる範囲の大きさであることが多く、手作業で進めることが多くなっています。

ルート配送でも大量の製品が大きな塊として梱包されている場合は、フォークリフトでないと積み込み・積み降ろしができないので、手作業は必要ありません。

フォークリフトの免許が必要であるかは会社ごとに異なりますが、自分で運転できる場合は、技術に見合った給料を提示してもらえる可能性が高くなるでしょう。

4tトラックのドライバーの移動距離


4tトラックは仕事内容が幅広いことから移動距離も仕事ごとに変わっており、中型トラックだからといって中距離になるわけではありません。

ルート配送の移動距離は県内の特定地域や近県など限られた範囲になり、配送先の店舗や工場が潰れない限りはルートが変わることも少ないでしょう。

反対に拠点から別拠点への配送では中距離から遠距離になることもあり、それ以外にも依頼や発注で配送する場合も、4tトラックは数量のある荷物を広範囲に配送しています。

この移動距離も給料面に大きく関わる部分で移動距離が長く、行動範囲が広いほど、良い給料になっていくでしょう。

4tトラックのドライバーの勤務時間帯


勤務時間帯についても一般的な仕事に沿った朝から夕方の時間帯もあれば、早朝や深夜に寄せた時間帯になることもあります。

そして早朝や深夜での業務は給料とは別に、手当が発生します。

移動が長距離になると、夜間運転する可能性は高くなるので、長距離の4tトラックのドライバーはかなりの稼ぎを期待出来るでしょう。

4tトラックのドライバーの平均年収


上記の要素から全体で見ると、4tトラックのドライバーの平均年収は400万円から450万円が基準になります。

ここから中距離以上の条件に絞ると、平均年収は約600万円になるので、移動距離はかなり影響が大きい要素です。

年齢では60代以上のシニア世代になると、体力の衰えから任される仕事内容が変わってくることから、年収は平均からやや下がることになります。

また、新卒が多い20代も初めのうちは研修期間があり、上記の平均年収よりは低くなる可能性があります。

給料アップを望めるもう一つのポイント


上記で紹介したところ以外で全体的な給料がアップできる要素が一つだけあります。

それは勤める会社の規模です。

平均年収に含まれる賞与は大きな会社であるほど金額も大きくなり、安定して支給される可能性も高くなります。

小さな会社でも賞与が出ないわけではないのですが、金額面で見ると、やはり会社の規模が影響してしまう部分です。

長距離の移動や残業をして給料アップを目指すのも良いのですが、最初の段階で大きめの会社に就くことも検討すべき要素です。

4tトラックのドライバーを目指すメリット

4tトラックのドライバーを目指すメリット
4tトラックは、他の規格のトラックから見ると真ん中にあたる大きさであり、運転には中型免許が必要になることから、人によって新しく免許取得を目指さなければいけません。

そんな条件がある中で4tトラックのドライバーを目指すメリットはどのようなところなのでしょうか?

トラック業界の全体的な傾向


近年の4tトラックを含むトラック業界はドライバーが不足する状態が続き、常に人材を求めている状態です。

しかし、ある程度大きさがあるトラックになると、普通免許以外の運転免許が必要になり、車種もMT車が主流であることから、ドライバーとして働ける条件は決して簡単なものではありません。

そのこともあってトラックのドライバーの募集は免許の条件さえ満たしてしまうと、他の運転経験は問わない会社が多くなっています。

その中で4tトラックは幅広く使われていることもあり、ドライバーの需要は最も高いと言える職種です。

仕事内容や条件をある程度選べる


4tトラックのドライバーのメリットは、その需要の高さから仕事の数については困ることは少なく、そこから仕事内容についても選べるようになっています。

お金を稼ぎたい人であれば、長距離が当てはまる仕事や、フォークリフトなど別の資格が必要なタイプの仕事など、自分の目的に合わせた仕事も選べるでしょう。

勤務時間についても同様に朝から夕方で規則的な仕事にするか、手当を重視して早朝・深夜の仕事にするかの選択できるようになっており、体調も考えて仕事を選んでも良いでしょう。

他の規格のトラックであると、短距離のみの仕事となったり、時間帯も限られていたりすることから、自分が望む仕事内容や条件に合わせづらいこともあるでしょう。

その中で仕事の幅広さと需要があることは、4tトラックのドライバーを目指す大きなメリットであると言えます。

希望した会社に必ず採用されるわけではありませんが、候補が多ければ切り替えもしやすくなるので、そこもメリットです。

大型免許へのスキルアップも狙いやすい


トラック業界はドライバー不足の影響もあり、長く継続勤務してくれる人材を求めています。

その過程で大型免許の取得を補助してくれる会社もあり、スキルアップを前提に4tトラックのドライバーとして働き始めるのも一つの手段です。

実際のところ大型免許の取得は、普通免許の感覚では難しい部分も多く、中型免許で4tトラックを使って近い感覚を掴んだ人が、より上の給料を目指して取得することが多くなっています。

必ずスキルアップする必要はありませんが、大型免許で更に給料アップを狙える可能性が高いところは、4tトラックのドライバーからスタートするメリットです。

仕事がなくなる心配がほとんどない


トラックで配送する物は、荷物が大きくなるほど、他の車両や運搬方法で代えが効かないことが多くなってきます。

そのため、4tトラックが請け負う仕事の多くは、そう簡単になくならいものばかりで、会社の急な経費削減や規模縮小は起こりづらいと考えられます。

また、4tトラックのドライバーは正社員での採用が多く、その点でも安心して継続勤務出来る環境というのも嬉しいですよね。

幅広く仕事があるので、辞めてもすぐに候補が見つけられますが、一つの仕事が安定して続いて辞めさせられる状況が少ないことも4tトラックのドライバーを選ぶメリットです。

4tトラックのドライバーの様々な条件で働く際の注意点

4tトラックのドライバーの様々な条件で働く際の注意点
4tトラックのドライバーとして、自分に合った条件を選びやすいものですが、どれも簡単に働いていけるわけではなく、注意すべき点はあります。

ここでは様々な条件の中で特に注意すべき点を見ていきましょう。

ルート配送をする人の注意点


ルート配送は決まった配送先に届けることから走行する道筋も固定化させられ、慣れることで普段の走行が楽になります。

しかし、慣れるまでは時間厳守で動いていくために、早めの行動を心がけなければいけません。

天候や交通状況によっては渋滞が発生して進めない状況が発生することがあるので、天気予報や交通情報はなるべく目を通すような習慣を身に付けておくと、いざという時に便利です。

距離が短くても、突然の状況に対応できるように意識しておくことは、安全運転や丁寧な仕事に繋がるものと言って良いでしょう。

長距離の配送を選ぶ人の注意点


高い給料を目指して長距離の運転を選んだ人は、仕事もある程度きついものと覚悟している人も多いと思います。

長距離の運転は、ルート配送のように複数の場所へ届けるのではなく、拠点から別拠点への移動になるので、トラックに乗車している時間がかなり長くなります。

そうなると、運転し続けることで姿勢が固定され、肩こりや腰痛が起こりやすくなるものです。

特に腰痛は長距離トラックの職業病とも言われており、一度痛めると普段の運転でも余計に疲労しやすくなってしまいます。

肩こりや腰痛を防ぐには、休憩時間に一旦トラックから降りてストレッチしたり、座席にクッションを敷いて正しい姿勢で運転したりすることが有効です。

また、長時間の移動には高速道路を使う可能性が高く、その高速道路での運転意識も必要になります。

長時間一定の速度で同じ風景を見ていると、集中力が低下したり、居眠り運転をしやすくなったりと交通事故に繋がる危険が発生します。

こちらも休憩時間で身体を動かして空気を入れ替えたり、前日の睡眠をしっかりと取って万全の状態で仕事に挑んだりと、意識的に対策していきましょう。

積み込み・積み降ろしが手作業になる人の注意点


4tトラックで大きくない荷物であれば、手作業での積み込み・積み降ろしをすることになりますが、こちらも長距離の運転と同じく肩や腰への注意が必要です。

持てる範囲の荷物で重いことには変わりなく、無理に持ち上げたり、身体を捻ったりすると、肩や腰に負担がかかっていきます。

急に重い物を持ちあげると、ぎっくり腰になる可能性があるので、荷物を持ち上げる際はなるべくゆっくりした動作にしていきましょう。

夜間勤務をする人の注意点


夜勤手当が支給される夜間勤務は、体質によっては平気な人もいますが、基本的には集中力の低下や眠気が発生しがちです。

長距離かつ夜間の運転であれば、この2つが発生するリスクが高くなるので、仕事前の朝方にしっかりと睡眠と取り、休憩中の仮眠も適度に取って対策していきましょう。

仮眠は長時間取ると、眠気が残ったままになって逆効果になる可能性もあるので、15分前後の短い仮眠がおすすめです。

また、夜中から朝方にかけての道路は空いているものですが、速度を出し過ぎると緊急時の回避や停止ができないので、常識的な範囲で走行していきましょう。

朝方になると、散歩やランニングする人も出てくる時間帯なので、より注意が必要です。

4tトラックのドライバーの配送の仕事内容 まとめ

4tトラックのドライバーの配送の仕事内容 まとめ
最後に4tトラックのドライバーに関する情報をもう一度まとめていきます。

・4tトラックのドライバーの仕事内容はトラックの形状ごとに様々な業務の種類があり、それに加えて移動距離や勤務時間帯も幅広くある

・4tトラックのドライバーの平均年収は400万円から450万円が基準で、移動距離の長さや早朝・深夜の時間帯、規模の大きな会社といった要素で更に上の年収が狙える

・4tトラックのドライバーはトラック業界全体の傾向から見ても需要が高く、仕事の幅広さから選択肢も多く、安定して働き続けられる


4tトラックのドライバーは幅広い仕事内容や労働条件から、自分に合った給料や環境を選べるというメリットが大きいです。

今回の情報を参考にしつつ、4tトラックのドライバーを目指すための免許取得や就職・転職活動をしてみてください。
この記事の執筆・監修
トラQ編集部 佐藤 哲津斗

運営会社、株式会社しごとウェブの代表。運送業界に貢献できるようにトラQを運営しています。
トラQを使っていただいている皆様の仕事探しのお役に立つことができれば幸いです。

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